— STORY

天才でも、エリートでもない。

消防士10年、28歳で独立しました。
派手な経歴も、特別な才能もない、ただの凡人です。
その凡人が、なぜ"安定"を捨てたのか。
全部、書きました。

01 / ORIGIN
— 神奈川・幼少期

才能はない。
でも、コツコツだけは。

子供の頃、両親の浮気が発覚して、両親は離婚しました。

そこから先は、母子家庭。 お金に余裕はなく、贅沢ができる家じゃなかった。 それでも、母がほんとうに頑張ってくれて、なんとか「普通の暮らし」をさせてもらえました。 あの背中を見て育ったことが、ぼくの土台です。

学校の成績は、最初は底辺。 運動神経も悪く、はじめは何ひとつ人並みじゃなかった。

でも、ひとつだけ得意なことがありました。 「人より先に動く」「人より長く続ける」こと。

バドミントン部では、誰よりも早く体育館に行って、ひとり練習をしてました。 テスト前は、人より早くから少しずつ勉強を始めました。 公務員試験も、高校1年から準備して、なんとか掴みました。

努力で、成績は学年1位まで上がりました。 運動も、練習量で人並みに追いつきました。

才能じゃない。
コツコツ早めに動く、それだけが、ぼくの武器でした。

幼少期、公園の遊具で遊ぶぼく
幼少期のぼく
書き込んだ勉強ノート

02 / CHOICE
— 進路を決めた高校3年

救急隊に、助けられた日。

高校3年のとき、進路で迷いました。

ぼくがまだ子供のころ、身内が救急隊に助けられたことがありました。 その時の光景は、いまも忘れられません。 「あの人たちみたいに、誰かを助ける側になれたら」 そう思ったのが、原点でした。

熱い使命感ぶった理由じゃない。 ただ、「あの日のお礼を、自分の人生で返したい」。 それくらいの、素朴な気持ちでした。

18歳で進路を決めて、20歳で消防の世界に入りました。 そこから、10年。
消防隊で5年、救急隊で5年。

活動服で敬礼する消防士時代のぼく
消防車の前で隊の仲間と
救急車の前で

03 / REALIZE
— 救急の現場で、見たこと

「安定」って、本当に安全なんだろうか。

救急隊に異動してから、5年。

搬送した人の数は、数えきれない。
助かった人もいれば、間に合わなかった人もいます。 人生のラストシーンに、何度も立ち会いました。

そこで気づいたことがあります。

人生は、思ってるよりずっと短い。
そして、"安定"の中にいても、人は普通に倒れる。

公務員という肩書きが、未来を保証してくれるわけじゃない。 給料は決まってる。上司も決まってる。3年後の自分も、なんとなく見えてしまう。 それが、急に怖くなった瞬間がありました。

「このまま定年まで、この景色の中で終わるのか?」

夕暮れの海辺で立ち止まって考える
このままでいいのか。将来、後悔しない選択をしたい。

04 / DECISION
— 27歳、1年悩んだ

妻に「辞めようと思う」と伝えた夜。

辞めると決めるまで、まるまる1年、悩みました。

公務員という、世間で言う"勝ち組カード"を捨てていいのか。 妻と、まだ小さい娘たちの生活は、どうなるのか。

何度も「やっぱり辞めない」と思いました。 何度も、夜中に天井を見ていました。

ある夜、妻に伝えました。 「消防、辞めようと思う」と。

想像どおり、反対されました。
「安定を捨てるなんて」「家族はどうするの」と、強く止められました。

そこから半年間
自分の中の熱量と、考えていることを、何度も妻に伝え続けました。 うまく話せた日も、すれ違って黙り込んだ日もありました。

そして半年後、妻が、渋々、納得してくれました。

「いいよ。やってみなよ」と笑顔で言ってくれたわけじゃない。 それでも、背中を押すために、自分の不安を呑み込んでくれた。 その事実が、いまも本当に、ありがたい。

最後の決め手は、このひとつの問いでした。

「このまま定年まで働いた60歳の自分が、
いまの自分を見て、誇れるか?」

答えは、出ました。
2026年6月30日、消防を卒業しました。

※半年間、向き合ってくれた妻に、感謝しています。

夜のリビングで、ランプの明かりの下、妻と並んで真剣に話す夜

05 / NOW
— 2026年7月、湘南台

凡人なりに、飛びました。

いま、ぼくは「RESTART」という事業を立ち上げて、
中小事業者さんの集客を支える側にまわっています。

毎朝4:45に起きて、走って、本を読んで、Podcastを録って、 昼はクライアントワーク、夜はリール撮影。 家族と過ごす時間と、自分の挑戦の時間を、両方握りしめながらやってます。

正直、毎日不安です。 毎晩のように、夜中に目が覚めます。 それでも、「辞めなかった後悔」よりは、ずっとマシです。

凡人だからこそ、続けるしかない。 凡人だからこそ、安定を捨てる覚悟がいる。 凡人だからこそ、毎日記録する。

このサイトは、その「凡人の実験」を残していく場所です。
続きは、SNSとPodcastで、ほぼ毎日発信しています。
よかったら、隣で見ていてください。

夕暮れの海沿いを、家族で歩く後ろ姿

続きは、毎日更新中。

この実験の続きは、
SNSとPodcastで、ほぼ毎日発信しています。
一度安定を捨てた凡人が、どこまでやれるか。
よかったら、見にきてください。

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